キャビテーションは脂肪細胞を破壊する?数が減るから痩せるの?

キャビテーションは脂肪細胞を破壊する?数が減るから痩せるの?

ダイエットの方法に「キャビテーション」がありますが、キャビテーションの「cavity」という言葉には「空洞」という意味があります。従って、キャビテーションは空洞化現象と訳すことができ、ダイエットでいうキャビテーションはその言葉通り、体の中に空洞(気泡)を作ることです。

 

気泡が脂肪細胞を破壊する
体の中に気泡ができたとしても、当然気泡は時間が経てば消滅します。これでは何の意味もありませんが、実は「気泡が消滅する時の作用」が重要な要素になっています。体の中にできた気泡が割れる時に、気泡の周りにある細胞に非常に強い圧力を掛けます。その強い圧力でもって脂肪細胞の壁が破壊され、硬くなっていた脂肪細胞が破壊されます。

 

破壊されて分解、乳化された脂肪は血液やリンパ液に含まれ、筋肉に運ばれてエネルギーとして代謝されるか、または肝臓を通り、尿となって体外に排出されます。そのことから、キャビテーションは「切らない脂肪吸引」とも言われています。

 

超音波が気泡を作り出し脂肪を減らす
キャビテーションの装置を脂肪が堆積している体の部位に当てられ、装置から「超音波」が発せられると、体の中に気泡が作られます。使用される超音波は、人間の耳には聞こえない振動数を持つ振動波であり、その圧力を利用して治療機器を初め、様々な装置に用いられています。

 

例えば、メガネ屋さんの店先にメガネをきれいにする超音波洗浄機がよく置かれていますが、メガネを入れてスイッチを入れると、超音波によって水が振動し、細かい気泡が発生します。その気泡によって汚れがはぎとられます。ダイエットに使用するキャビテーションも原理はこれと同じです。

 

キャビテーションの超音波は脂肪細胞に働きかけ1秒間に3万回程度振動させることで、脂肪細胞の内部へ気泡をつくりだします。

 

キャブテーション後のケア
ところで、キャビテーションによって脂肪が破壊されたとしても、それが消失されなければ意味がありません。従って、エステではキャビテーションを行った後、リンパマッサージなどのケアがセットになっており、溶けた脂肪が固まらない内に血液とともに体中の筋肉細胞に流すようにしています。また、軽い有酸素運動などをして、溶けた脂肪の燃焼を促進することも大事です。

 

キャビテーションは堆積した脂肪を消失させるものであり、また超音波の届く範囲が手のひら2枚分程度であるため、体全体で痩せたいという人よりも、太ももやお腹など部分的に痩せたい人に適しています。また、キャビテーションは硬くなってしまった脂肪が層状に重なってできるセルライトの改善にも繋がるため、肌表面の凸凹がなめらかになるという効果もあります。

 

その他、脂肪細胞を破壊すると脂肪細胞の数そのものが減少するため、リバウンドするリスクが低いというメリットがあります。また、脂肪吸引や脂肪溶解注射などと比べると危険性がほとんどありません。ただし、顔や首など、元々脂肪の少ない部位にキャビテーションをすることは避けなければなりません。

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